この書籍の内容

内容詳細

ふたつの集合の、一見まったく違う要素の相関関係を計算していくことで、直感ではわからなかった意外な事実が浮上してくる。

クレジットカードの返済の遅れの回数と、そのひとが車で事故を起こす確率。

買い物履歴と離婚率。

ぶどうを収穫した年の降雨量と、そのワインがビンテージとなって出荷された時の値段。

技術革新が兆単位(テラバイト)のデータの集積を容易にしたいま、「絶対計算」はありとあらゆる事象の計算をしようとしている。

最新医学データの集積による治療法の提示、性犯罪者の保釈を認めるべきか否か?どの政策がもっとも有効か?そうした時代に専門家の役割はどうかわるのか?個人の自己防衛の方法は?技術革新が生んだ新しい波「絶対計算」を知らずして、今を語るなかれ。

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