この書籍の内容

内容詳細

本書は、Webアプリケーションエンジニアや、フロントエンドエンジニアを対象に、知っておくと便利なインフラの知識をまとめた本です。

担当しているWebサービスをもっと高速化させたい方や、バックエンドと最適化された無駄のないアプリケーションを作りたい方、Webサービスのボトルネックを知りたい方、クラウドサービスを使って自分でインフラ部分を構築してみたい方などに役立つ内容になっています。

本書を読むことで、インフラエンジニアとの連携がよりスムーズになったり、インフラへの負担を配慮したアプリケーションを作れるようになったりと、新しい力を身につけることができるでしょう。

1章は、導入の章として、Webサービス構築に関係するインフラの役割や範囲、インフラ構築・運用ではどういったことが重要なのかについて紹介しています。

2章ではインフラ技術の基本知識をまとめています。

インターネットを通してのデータのやり取りに関係する技術や、インフラ要素(機器)のスペックの読み方、性能やデータに関する基本知識をまとめました。

3章では、Webサービス構築のためのサーバ構成のベストプラクティスをまとめています。

基本パターンをベースとして、目的に応じていくつかの構成を紹介しています。

また、負荷分散の基礎知識も説明しています。

4章は、インフラ手配時の基礎知識です。

要件に応じて、回線やサーバなどの必要キャパシティの計算方法や、構築後の検収作業についても紹介しています。

5章と6章は、システム監視の基本から、障害が起きたときの対応方法、またシステムモニタリングをする際の見方や対応のコツを紹介しています。

Cactiと「Percona Monitoring Plugins」を例に、さまざまなグラフの見方を取り上げています。

7章と8章は、ボトルネックの見つけ方やチューニングの方法を紹介しています。

複数の切り口からのボトルネックの見つけ方の具体例や、目的別のチューニングレシピを多数紹介しています。

※2015/02/20:ファイルを更新しました。

(電子版Ver.1.1)

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