ソフトウェア開発の難題である見積りと計画づくりを「アジャイル」にすることで、開発の現実に即した、誤差の少ない計画づくりができるようになる。
その技法を、分かりやすく説いた1冊です。
「イントロダクション」より
本書のタイトルを「アジャイルプロジェクトの見積りと計画づくり」とすることもできた。
だが実際には「アジャイルな見積りと計画づくり」というタイトルになっている。
2つの違いは些細に見えるかもしれないが、そうではない。
採用した現在のタイトルは、見積りや計画づくりといったプロセスを、アジャイルに進めなければならないと謳っているのだ。
見積りと計画づくりがアジャイルでないのに、プロジェクトがアジャイルであるということはありえない。
本書は主に計画づくりを扱っている。
計画づくりとは「なにをいつまでに作ればいいのか?」という質問に答える作業だと私は考えている。
しかし、この質問に答えるためには、まず見積りに関する質問(これの大きさは?)と、スケジュールに関する質問(「いつできるのか?」「このときまでになにができるのか?」)に答えねばならない。
【訳者略歴】
安井力(Tsutomu Yasui)
オブジェクト指向技術からアジャイル手法に傾倒し、プロセスとファシリテーションを中心にコーチングやメンタリング、ときにはプログラマやメンバーとして、チームがアジャイルになるための支援をしている。
モデリング、Python、人間系の問題も興味がある。
株式会社永和システムマネジメント コンサルティングセンター所属。
日本XPユーザーグループスタッフ。
「Agile Conferenceに行こう!の会」メンバー。
認定SCRUMマスター。
著書に『Web2.0ビギナーズバイブル』(共著、2007年、毎日コミュニケーションズ)、『Webアプリケーションテスト手法』(共著、2008年、毎日コミュニケーションズ)。
通称はやっとむ。
角谷信太郎(Shintaro Kakutani)
「楽しさ」がシステム開発の生産性を左右すると信じてRuby によるアジャイル開発を現場で実践するテスト駆動開発者。
好きな言語はRuby。
好きなメソッドはObject#extend。
好きな映画は『未来世紀ブラジル』。
日本Ruby の会理事。
株式会社永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部チーフプログラマ。
著書に『Java から Ruby へ』(翻訳、2007年、オライリー・ジャパン)、『アジャイルプラクティス』(共同監訳、2007年、オーム社)、『インターフェイス指向設計』(監訳、2008年、オライリー・ジャパン)。
安井/力
オブジェクト指向技術からアジャイル手法に傾倒し、プロセスとファシリテーションを中心にコーチングやメンタリング、ときにはプログラマやメンバーとして、チームがアジャイルになるための支援をしている。
モデリング、Python、人間系の問題も興味がある。
株式会社永和システムマネジメントコンサルティングセンター所属。
日本XPユーザーグループスタッフ。
「Agile Conferenceに行こう!の会」メンバー。
認定SCRUMマスター
角谷/信太郎
日本Rubyの会理事。
株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部チーフプログラマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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