この書籍の内容

内容紹介

シンプルな言語仕様と手厚い並行処理機能で多くのプログラマの心を捉えるGo言語。

いまではサーバーサイドでのプログラミングやコンテナツールの実装言語など、さまざまな分野で活用されています。

本書は、Goの並行処理の設計哲学、言語の機能、また実際のプログラミングテクニックや並行処理の使い方、システムに導入する際のベストプラクティスとパターン、その内部構造までを簡潔にまとめた書籍です。

普段からGoでプログラミングをしているプログラマや、並行処理について学習したいプログラマが、新たな知識を身につけるのに良い一冊となるでしょう。

出版社からのコメント

<b>■本書「訳者まえがき」より</b>

訳者が原著である "Concurrency in Go"を初めて手にとって読んだとき、ようやくGoの並行処理をまとまった形で提供する書籍が出たと感じました。

単純にゴルーチンやチャネルを使った並行処理のパターンを紹介するだけでなく、その背景にある理論やランタイムの動作原理まで網羅しているので、これから並行処理を学んでいく人にとっても良い導入になっていると思います。

したがって、本書はすでにGoに熟練したソフトウェアエンジニアだけでなく、Goの入門書の次の一冊を探している方、また他言語での並行処理の経験はあるがGoでの並行処理に慣れていない方、と幅広い方々に楽しんでいただける内容となっています。

また日本語訳にあたり訳者やレビュアーが原文で不足していると感じた部分に関しては積極的に訳注や加筆をしました。

そうした日本語訳版オリジナルの内容も読者の皆様に楽しんでいただければと思います。

Goはまだ誕生してから10年経っていないこともあり、各機能の使い方についてコミュニティ内では様々な意見があります。

加筆にあたっては、読者の皆様が本書全体を通して、なるべく中立な情報を得られるよう心がけました。

情報が足りないと感じた部分については参照先を、意見が偏っていると感じた部分には別の考え方も記載しました。

本書をきっかけに、Go本体のソースコードも含め多くの情報に触れ、読者の皆様のGoのより広く深い理解のきっかけになれば幸いです。

内容(「BOOK」データベースより)

シンプルな言語仕様と手厚い並行処理機能で多くのプログラマの心を捉えるGo言語。

いまではサーバーサイドでのプログラミングやコンテナツールの実装言語など、さまざまな分野で活用されています。

本書は、Goの並行処理の設計哲学、言語の機能、また実際のプログラミングテクニックや並行処理の使い方、システムに導入する際のベストプラクティスとパターン、その内部構造までを簡潔にまとめた書籍です。

普段からGoでプログラミングをしているプログラマや、並行処理について学習したいプログラマが、新たな知識を身につけるのに良い一冊となるでしょう。

著者について

Katherine Cox-Buday(キャサリン・コックス・バディ):オンラインバンキングサービスのSimpleに勤務するコンピュータ科学者。

ソフトウェアエンジニアリング、執筆、Go、音楽が趣味で、これらに対して断続的に、さまざまなレベルでの貢献をしている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

コックス・バディ,キャサリン

オンラインバンキングサービスのSimpleに勤務するコンピュータ科学者

山口/能迪

グーグル合同会社デベロッパーアドボケイト。

クラウド製品の普及と技術支援を担当し、特にオブザーバービリティ領域を担当。

またGoコミュニティの支援も活発に行っている。

以前はウェブ、Android、Googleアシスタントと幅広く新規製品のリリースと普及に関わり、多くの公開事例の技術支援を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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