本書は数ある負荷試験用の攻撃ツールやモニタリングツールのうち一部を取り上げて紹介していますが、いわゆるツールの解説本ではありません。
それだけでは解決しない負荷試験の課題に焦点を当てています。
攻撃ツールには非常に多くの種類があり、次々と新しいものが登場しています。
しかし、それらのツールをもってしても負荷試験の課題の多くは解決できません。
プロジェクトマネジメントからOSレベルまで、広い範囲に課題が存在するからです。
本書ではWebシステムのサーバ側における負荷試験で発生する課題に対して、問題解決に近づくためのベストプラクティスをまとめました。
また、クラウド上にシステムを構築する前提としていますが、オンプレミス時代からの運用開発経験に基づいており、クラウドに限らず、オンプレミスとクラウドでのハイブリッド構成のシステムの開発・運用に関しても適用できる内容となっています。
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