HTML5+CSS3で多様なデバイスに対応できるWebサイトを制作するために、これから必要とされるデザインの「スタンダード」手法をレシピ方式で徹底解説しました。
スマートフォンやタブレットの登場により、多様なデバイスに対応できるWebページが求められるようになっています。
その中で、レスポンシブWebデザインをはじめとする考え方が生まれ、Webページに当然のように組み込まれる時代になってきました。
その結果、多様なデバイスに対応したページを効率よく作成していくため、Webページ制作の現場ではワークフローの変化も起きています。
PCブラウザという1つの環境をターゲットに制作できた時代と異なり、現在は膨大な数のデバイスをターゲットに、さまざまな切り口で最大公約数を考えながらページを作成しなければなりません。
従来のデザインカンプを再現する作り方では対応が難しく、ページを動かしながら作り込んでいく必要があります。
そのような現状をふまえ、本書にはこれからのWebページ制作に必要なレシピをできるかぎり詰め込みました。
本書では、ベースとなるWebページにパーツを組み合わせて配置していくことで、オリジナルのページを作成できるように構成しています。
≪Chapter1〜6≫では、そのパーツの作成について解説します。
ヘッダー、記事、メニュー、フッター、ボタン、フォーム、テーブル、段組みなどそれぞれのパーツと、そのパーツを組み合わせる際のデザインのレシピを、多数のTipsを交えて紹介していきます。
≪Chapter7〜9≫では、それらのパーツを使って実際にページを作成していく方法を解説しています。
レスポンシブWebデザインをはじめとする考え方が当然のものとして扱われている現状に合わせて、CSSフレームワークを利用せずに作るのか、CSS フレームワークを利用して作るのかを選択できるようにしています。
CSSフレームワークとしてBootstrapとFoundationを利用する方法を解説しています。
≪Chapter10≫では、本書収録のパーツとCSSフレームワークを組み合わせて使うことで、どのようなことができるのか、どのくらい作り込むことができるのかを、4例紹介しています。
プロモーションサイト、プロモーションサイトのコンテンツページ、ビジネスサイト、ショップサイトの4例です。
パーツやレシピのデータは本書サポートサイトからダウンロードできます。
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