世界で読み継がれてきた、わびさびを読み解く試み。
世界を魅了した美の哲学。
待望の初訳刊行!
(ツイッター社・スクエア社創業者ジャック・ドーシー氏も愛読! )
わびさびとは何かと問われれば、
たいていの日本人は
頭を振り、口ごもり、説明するのは難しいと
弁解がましい言葉を口にすることだろう。
(本文より)
本書では、「わびさび」を美的趣味としてではなく、体系を持つ美の哲学として、
モダニズムなどの西洋の美意識と比較しながら、明晰な言語化を試みている。
1994年の初版の刊行(英語版)から20 年以上読み継がれ、
「Wabi-Sabi」の流行を生み、ひとつの美的概念として一般化させたのが本書である。
近年では、企業哲学としての「シンプリシティー」を学ぶ原典としても愛読されている。
この日本語版は、新たに「20年後の思い」を書下ろした増補新版となる。
■巻末エッセイ寄稿
森岡督行(森岡書店)/渡邉康太郎(takram design engineering)
【目次】
イントロダクション
歴史的視点等からの考察
曖昧化の歴史
暫定的な定義
モダニズムとの比較
歴史的概略
わびさびの宇宙
チャート
わびさびの形而上的原理
わびさびの精神的価値
わびさびの心
わびさびの道徳的戒律
わびさびの物質的特性
Making“わびさび"
わびさびをつくる
理論的概念としてのわびさび
なぜわびさびが重要なのか?
注釈
写真キャプションとクレジット
巻末エッセイ
本書では、「わびさび」を美的趣味としてではなく、体系を持つ美の哲学として、モダニズムなどの西洋の美意識と比較しながら、明晰な言語化を試みている。
1994年の初版の刊行(英語版)から20年以上読み継がれ、「Wabi‐Sabi」の流行を生み、ひとつの美的概念として一般化させたのが本書である。
近年では、企業哲学としての「シンプリシティー」を学ぶ原典としても愛読されている。
レナード・コーレン(Leonard Koren)
作家、編集者、パブリッシャー。
ニューヨーク生まれ。
サンフランシスコ在住。
カリフォルニア大学(UCLA)で建築を学んだ後、1976 年に雑誌『WET: the Magazine of Gourmet Bathing』を創刊。
あらゆる文化事象を融合させた、グラフィカルで実験的な誌面は、多くのフォロワーを生んだ。
その後、日本に長期滞在。
多くのクリエイターと交流しながら、デザインのコンサルタントや雑誌連載などを手がけた。
以降、デザインや美学に関する著作を数多く執筆している。
コーレン,レナード
作家、編集者、パブリッシャー。
ニューヨーク生まれ。
サンフランシスコ在住。
カリフォルニア大学(UCLA)で建築を学んだ後、1976年に雑誌『WET:the Magazine of Gourmet Bathing』を創刊。
あらゆる文化事象を融合させた、グラフィカルで実験的な誌面は、多くのフォロワーを生んだ。
その後、日本に長期滞在。
多くのクリエイターと交流しながら、デザインのコンサルタントや雑誌連載などを手がけた。
以降、デザインや美学に関する著作を数多く執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「マネージャー」という名の答えがない仕事のための読書