「デジタルによる革命は、これからが本番だ──」
『フリー』以上の衝撃──ベストセラー『フリー』『ロングテール』のクリス・アンダーソンが描く次のパラダイムシフトは〈メイカームーブメント〉だ!
21世紀の製造業は、アイデアとラップトップさえあれば誰もが自宅で始められる。
ウェブの世界で起こったツールの民主化が、もの作りの世界でも始まったのだ。
メイカーズ(モノ作る人々)の革命が、世界の産業構造を再び変える! ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者が描く、次のパラダイムシフト。
『ワイアード』US版編集長で世界的ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者クリス・アンダーソンが、新産業革命の最前線へと読者を誘う。
今日の起業家は、オープンソースのデザインと3Dプリンタを使って製造業をデスクトップ上で展開している。
カスタム製造とDIYによる製品デザインや開発を武器に、ガレージでもの作りに励む何百万人という「メイカーズ」世代が、製造業の復活を後押しする。
ウェブのイノベーション・モデルをリアルなもの作りに持ち込むことで、グローバル経済の次の大きな波を起こすのだ。
世界規模で進行する「メイカームーブメント」を決定づける一冊。
【著】クリス・アンダーソン(Chris Anderson)
米ワイアード誌編集長。
「ロングテール」のコンセプトとこの言葉を、2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、その著書『ロングテール――「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』(早川書房)は世界的ベストセラーとなった。
2007年にはタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれている。
また、ビット世界における無料経済モデル、フリーミアムをいち早く取り上げた『フリー』(NHK出版)は、世界25か国で刊行され、日本ではアマゾンの年間トップ10に入るベストセラーとなった。
スイス人移民であるエンジニアの祖父からものづくりの楽しさを学び、幼少時よりエレクトロニクスに興味を持つ。
ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得後、カリフォルニア大学バークレー校で量子力学と科学ジャーナリズムを学ぶ。
ロス・アラモス研究所の調査員を務めたあと、ネイチャー誌とサイエンス誌に6年間勤務。
その後、英エコノミスト誌の編集者としてロンドン、香港、ニューヨークで7年間テクノロジーからビジネスまで幅広い記事を扱い、また1994年には同誌のインターネット版を立ち上げた。
2001年から現職。
近年、ラジコン飛行機の製造キットと部品を製造販売する、オープンなハードウェア企業、3Dロボティクスを立ち上げ、これを数億ドル企業へと成長させている。
現在カリフォルニア州バークレーに妻と5人の子供と暮らす。
【訳】関 美和
翻訳家。
慶應義塾大学文学部卒業。
電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。
モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。
主な翻訳書に、ハワード・ビーハ ー/ジャネット・ゴールドシュタイン著『スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則』(日本経済新聞出版社)、ナンシー・ルブリン著『ゼロのちから─成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11』、スコット・ベルスキ著『アイデアの99%─「1%のひらめき」を形にする3つの力』、ダレル・ハモンド著『カブーム! ──10万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト』(以上、英治出版)、レイチェル・ボッツマン他著『シェア─〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』、ジェフ・ジャービス著『パブリック──開かれたネットの価値を最大化せよ』(以上、NHK出版)などがある。
アンダーソン,クリス
『ワイアード』US版編集長。
ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得後、カリフォルニア大学バークレー校で量子力学と科学ジャーナリズムを学ぶ。
ロス・アラモス研究所の調査員を務めたあと、『ネイチャー』誌と『サイエンス』誌に6年間勤務。
その後、英『エコノミスト』誌の編集者としてロンドン、香港、ニューヨークで7年間テクノロジーからビジネスまで幅広い記事を扱い、また1994年には同誌のインターネット版を立ち上げた
関/美和
翻訳家。
慶應義塾大学文学部卒業。
電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。
モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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