「ものの集まり」や「連続」という素朴な概念。
ここから広がる世界は実に深遠だ。
19世紀にカントールが集合論の基礎を築くと、ラッセルを筆頭に様々な数学者がパラドックスや難題を発見した。
それから現在に至るまで集合論は大発展を遂げ、今やその基礎概念は現代数学のみならず、論理を駆使する哲学にも欠くことができない。
本書は古典的集合論の基礎を「集合の代数」「濃度」「順序数」の三部に分けて解説。
コンパクトながら懇切丁寧な叙述で独習用としても最適。
『数学序説』の著者による、定評のある入門書。
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