この書籍の内容

内容紹介

<b>「微分って、こんなにやさしかったの?」</b>

中高生レベルのやさしい数学を楽しい会話で学ぶ「数学ガールの秘密ノート」シリーズ第五弾。

本書のテーマは、数学に悩む多くの人がつまずきがちな「微分」です。

「変化をとらえる」という微分の考え方を、たくさんの実例を通してやさしく解説しています。

「僕」と三人の数学ガール(ユーリ、テトラちゃん、ミルカさん)のトークを通して、

「中高生レベルの数学を楽しく学ぶ『数学ガールの秘密ノート』シリーズの第五作。

中学生チーム(ユーリ)は、点の位置と速度のグラフを通じて、微分というものを直観的に考えます。

位置と速度の関係、速度と加速度の関係を見比べながら、

世の中の「変化する現象」を数学的にとらえる方法を身につけていきます。

高校生チーム(ミルカさんとテトラちゃん)は、パスカルの三角形と微分との不思議な関係、

それに数列の極限から指数関数の底に至るまでの議論を学びます。

本書全体を通して、微分に対する理解が深まるのはもちろんのこと、

さまざまな分野が関係し合う数学のおもしろさ、

数学を学ぶ姿勢についても読者は楽しみながら味わうことができるでしょう。

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●登場人物紹介

「僕」

高校二年生、語り手。

数学、特に数式が好き。

ユーリ

中学二年生、「僕」の従妹。

栗色のポニーテール。

論理的な思考が好き。

テトラちゃん

高校一年生、いつも張り切っている《元気少女》。

ショートカットで、大きな目がチャームポイント。

ミルカさん

高校二年生、数学が得意な《饒舌才媛》。

長い黒髪にメタルフレームの眼鏡。

「僕」の母親。

瑞谷女史

「僕」の高校に勤務する司書の先生。

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出版社からのコメント

<b>【シリーズ累計40万部突破! 】

【2014年度日本数学会出版賞受賞! 】

全国学校図書館協議会選定図書</b>

内容(「BOOK」データベースより)

「微分って、こんなにやさしかったの?」「僕」と三人の少女が、微分の意味と魅力を軽やかに探る待望の数学トーク、第五弾。

著者について

結城浩 1963年生まれ。

プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。

代表作は『数学ガール』シリーズ。

J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。

2014年度日本数学会出版賞受賞。

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