「金持ち父さん」シリーズの第二弾。
従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家…
4つの生き方を決める価値観の違いを知って、人生の夢を実現しよう。
なぜ、今改訂なのか。
それには重要な理由があります。
□激動の時代を乗り切る手段として
一流大学を卒業すれば一流企業に就職できて、一生安泰の良い人生。
そんな時代はもう終わりました。
「年功序列」「終身雇用」の神話が崩れ去っただけでなく、正社員として一生懸命働いても、生活に困る暮らしを強いられる人が現在急増しています。
つまり、会社に属してただ働くだけでは生きていけない、そんな時代に突入しているのです。
格差を社会や組織のせいにするのではなく、ファイナンシャル・リテラシーを身につけることで、時代を乗り切ることが求められています。
激動の時代だからこそ、金持ち父さんの教え=お金を動かして人生を幸福に過ごすための哲学が必要です。
それを知っていれば、人生の選択肢が大いに広がっていくからです。
□若い人がより希望を持って生きていくために
20代の若い人たちは、バブル崩壊とともに誕生し、もはや経済成長を期待できないなかで大人になった世代です。
そして現在、過去に類を見ない就職難に苦しんでいます。
就職できたとしてもブラック企業での就労で疲弊し、心身に不調をきたす…など、未来に「希望」を持てない状況が続いています。
そんな状況から脱し、厳しさを増した時代においてもよりよい人生を生きていくためには、金持ち父さんのような会社でお金のために働く「以外」の考え方が必要です。
実は本書の読者の約半分が20代。
近年では、若きオピニオンリーダー木暮太一さんに「しんどい働き方から抜け出し、自由な人生を送るためのヒントをこの本から学びました」と『金持ち父さん 貧乏父さん』を紹介して頂きました。
「自らの力で生きていくためのバイブル」として本書はますます必要とされています。
しかしそれを、学校や周囲の大人は教えてくれません。
だからこそ「金持ち父さんの教え」を今一度手に取り、物質的にも心的にも人生を楽しむ余裕を手に入れてほしいのです。
□時代にフィットした内容を加筆、さらに読みやすく
刊行から13年。
当時と今の状況は大きく変化しています。
具体的には、アメリカではサブプライムローン問題が噴出し、さらに全世界を巻き込むリーマン・ショックが起こりました。
今回の改訂では、最新の状況により適した内容を加筆修正。
また綿密に文章を見直し本当に必要な部分だけを抽出することで、教えの軸となる考え方をよりわかりやすく説明しています。
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』では、新たに「はじめに」を書き下ろし、「自分の生きる道を見つける」という本書のテーマをさらに深く掘り下げています。
また時代の変化を受けて、「第5章 投資家の5つのレベル」はまったく新しいものに差し替えられました。
1度読んだ方にも再読の価値がある本に仕上がっています。
こんな疑問を持ったことはないだろうか?たいていの投資家は損を出さないのがやっとなのに、少ないリスクで儲けを出す投資家がいるのはなぜか?たいていの従業員が転職を繰り返しているのに、独立してビジネス帝国を築く人がいるのはなぜか?産業時代から情報時代へと移行したことは、自分や自分の家族にとってどんな意味をもつのか?この本は、どうしたら労働時間を減らして収入を増やし、税金を減らし、経済的に自由になれるか、その方法を教えてくれる。
ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキは、世界中の多くの人々のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、それを変えた。
ロバートのものの見方は社会通念と対立することも多く、彼は率直で不遜、かつ勇気ある発言をすると定評を得ている。
今、彼はファイナンシャル教育の大切さを情熱を持って語る唱道者の一人として世界中で認められている。
キヨサキ,ロバート
起業家、教育者、投資家。
ファイナンシャル教育会社リッチダッド・カンパニーの創業者であり、各種『キャッシュフロー』ゲームの開発者でもある。
国際的なベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』を含めて二十冊以上の著書があり、世界中でさまざまなメディアにゲストとして登場したり記事に取り上げられたりしている
白根/美保子
翻訳家。
早稲田大学商学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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