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<b>恋するプログラム</b>

「人工無脳」とは,いわゆるAI的な処理とは異なり「知的」とは言えないが,人間と対話できるプログラムである。

一見すると萌え系のチャラい本のようだが,内容はしっかりしている。

単純な応答しかしないプログラムから始まり,形態素解析結果を基に学習したり,マルコフモデルに基づく文書生成,Googleを使った応答の作成などに発展させている。

タイトルにもあるように,プログラミング言語にRubyを使っていて,Rubyの入門書としても利用できる。

文章は軽妙で読みやすい。

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<font size=-1>(日経バイト 2005/07/01 Copyright&copy;2001 日経BP企画..All rights reserved.)</font>

-- <i>日経BP企画</i>

出版社からのコメント

ウエブにはたくさんの人工無能が生息しています。

例えばチャットや掲示板、インスタントメッセンジャーで人間とおしゃべりをして、笑わせたり感心させたりむかつかせたりしていたり、ブログペットのように日記やブログを書いて、トラックバックをしてくる者もいます。

本書は、身近にいる人工無能(所詮お遊びプログラムで、人工知能までにはいたらないオモチャなので、「人工無能」と呼ばれています)を作る本です。

「人工無脳ってなに?」というところから始め、単純なサンプルプログラムを作り、いくつかのテクニックを盛り込みながら、それを次第に複雑なものへと進化させていきます。

紹介するサンプルプログラムについては、ほぼすべての内容を説明しています。

手法を羅列しただけのものにならないよう、とくに「なぜそう作るのか?」ということを詳しく解説します。

「やりたいこと」から実装への道筋を理解できれば自分なりに改良し、アイディアを試してみることも容易になるでしょう。

人工無脳の製作はプログラミング入門のテーマとしてかなりナイスなもので、基本的な文字列の入出力から始まり、文字列処理、ファイルアクセス、正規表現によるパターンマッチ、GUI、ネットワークプログラミングと、プログラミングを身に付ける上で「押さえておきたいツボどころ」のかなりの部分をカバーしています。

やることが多くて大変そうですが、本書ではまつもとゆきひろ氏開発のエレガントかつパワフルなオブジェクト指向スクリプト言語Rubyを使い、コンパクトかつわかりやすいコードに収めていますので、Rubyプログラミングの実践的入門書としても優れています。

<P>■備考

・CD-ROM収録内容

サンプルプログラムおよびActiveScriptRuby等の開発ツールを収録 <P>・対応 Windows

内容(「BOOK」データベースより)

いま、ネットワークにはいろんな人工無脳がいます。

彼らは人間とおしゃべりをして、笑わせたり感心させたりむかつかせたりしています。

お遊びプログラム、人工知能までにはいたらないオモチャ。

ではあるんですが、これがなかなかかわいいオモチャなのです。

本書ではオブジェクト指向スクリプト言語Rubyを使って人工無脳を作っています。

Rubyプログラミングの入門書としても最適です。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

秋山/智俊

山梨県出身。

プログラマ。

2005年2月18日に永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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