ルベグ(ルベーグ)積分は20世紀初頭に登場したまったく新しい概念である。
従来のリーマン積分ではどこに問題があったのか、そしてルベグ積分を定式化するにはどんな基礎概念が必要になるのか。
リーマン積分では扱いきれない関数の「反例」のほか、点集合論や測度論などの予備知識を紹介しつつ、丁寧に定理を証明していく。
著者は『零の発見』で知られる名文家でもある。
本書においても筆さばきは明快そのもので、叙述はまったく古びるところがない。
名著のほまれ高い教科書がここによみがえる。
まだレビューがありません
【C言語 / R言語で数値計算】 確率微分方程式(付録:解析解へのロードマップ・チャート全体像)