鹿島翔香。
高校2年の平凡な少女。
ある日、彼女は昨日の記憶を喪失していることに気づく。
そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。
”あなたは今、混乱している。
若松くんに相談しなさい......” 若松和彦。
校内でもトップクラスの秀才。
半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのかを調べはじめる。
だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。
”そ、んな......嘘よ......” 第一回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した高畑京一郎がくみ上げる時間パズル。
最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す--。
'97年初夏、映画も公開もされ、多くの読者を魅了した話題作が遂に文庫化!!
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2014年のふり返り・書籍編