ユニコの神奈川工場所長・新城吾郎は、長引く採算悪化を理由に、突然、本社から工場閉鎖を告げられる。
残された時間はわずかに3か月。
このままでは工場は閉鎖され、多くの人が職を失うことになる。
半ば諦めかけていた彼だったが、学生時代の恩師ジョナに偶然再会し、工場再建の意欲を燃やしはじめる。
ジョナは、これまでの生産現場での常識を覆す考え方で、工場が抱える問題を次々に科学的に解明していく。
そのヒントをもとに工場の仲間たちとたゆまぬ努力を続け、超多忙な日々を過ごす吾郎だった。
だが、あまりにも家庭を犠牲にしてきたため、妻の純子は姿を消してしまう。
仕事ばかりか、家庭崩壊の危機にもさらされた吾郎は...。
『ザ・ゴール』を舞台設定を架空の日本企業に置き換え、原作のエッセンスをコンパクトにマンガ化。
ストーリーを楽しみながら、全体最適のマネジメント理論であるTOCの基本がやさしくわかる。
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