CIAの前身,OSSが作成した「組織をうまくまわらなくさせる」ためのスパイマニュアル。
「トイレットペーパーを補充するな」「鍵穴に木片を詰まらせよ」といった些細な悪戯から,「規則を隅々まで適用せよ」「重要な仕事をするときには会議を開け」まで,数々の戦術を指南。
マネジメントの本質を逆説的に学べる,心理学の視点からの解説付き。
津田大介氏推薦!
◆推薦のことば
日本の大企業や官僚制度が抱える問題の本質が
驚くほどわかる本書。
「あるある本」として笑いながら読んでいるうちに
やがて楽しさは空恐ろしさへと変わる。
(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト 津田大介)
◆目次
解説 サボタージュ・マニュアル―――日本語版の発刊に寄せて
1 サボタージュ・マニュアルとは何か
2 どのようにすれば、組織はうまくいかなくなるのか
サボタージュ・マニュアル(暫定版)
1章 序文
2章 推定される効果
3章 サボタージュの促進
▼1 個人的な動機
▼2 破壊活動の推奨
▼3 安全な方策
4章 道具、標的、タイミング
▼1 一般的条件
▼2 武力攻勢前に
▼3 武力攻勢中に
5章 サボタージュに関する具体的提案
▼1 建造物
▼2 工業生産(製造)
▼3 生産(金属)
▼4 生産(鉱業と採鉱)
▼5 生産(農業)
▼6 交通(鉄道)
▼7 交通(自動車)
▼8 交通(水上交通)
▼9 コミュニケーション
▼10 電力
▼11 組織や生産に対する一般的な妨害
▼12 士気を下げ、混乱を引き起こすための一般的な工夫
あとがき
【書評掲載情報】
<a href="http://www.sankei.com/life/news/150719/lif1507190020-n1.html"target="_blank"><b>2015-07-19 産經新聞</b></a>
<a href="http://honz.jp/articles/-/41715"target="_blank"><b>2015-08-18 HONZ</b></a>
<a href="http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_3224_2-1.html "target="_blank"><b>2015-09-19 図書新聞 </b></a>
【北大路書房の関連書籍】
<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4762830038/"target="_blank"><b>『アンチ・サボタージュ・マニュアル 職場防衛篇: 組織を破壊から守る9の戦術』</b></a>
R.M.ガルフォード, B.フリッシュ, C.グリーン/著
越智啓太/監訳,国重浩一・バーナード紫/訳
越智 啓太
現 在:法政大学文学部心理学科教授
専 門:犯罪捜査への心理学の応用,プロファイリング,虚偽検出,目撃証言,大量殺傷,テロリズム,デートDV等についての研究を行っている。
[主著]
「ケースで学ぶ犯罪心理学」(北大路書房)
「progress and application 犯罪心理学」(サイエンス社)
「犯罪捜査の心理学」(化学同人)
「法と心理学の事典」(共編)(朝倉書店)
「美人の正体」(実務教育出版)
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