この書籍の内容

内容紹介

ソフトウェア開発コミュニティでは、ドメインモデリングがソフトウェア設計の中心であることが広く認められてきています。

ドメインモデルを通して、ソフトウェア開発者は豊富な機能を表現し、それをユーザの要求に本当の意味で応えるソフトウェアの実装に移すことができます。

しかし、明らかに重要であるにもかかわらず、効果的なドメインモデリングをどのようにソフトウェア開発プロセスに組み入れるかを説明する、実用的なリソースはほとんど存在しませんでした。

ドメイン駆動設計はこの要求に応えるものです。

これは具体的な技術についての本ではなく、読者にドメイン駆動設計への体系的なアプローチを提示するものです。

設計のベストプラクティスの応用的なセット、経験に基づくテクニック、さらに、複雑なドメインに直面するソフトウェアプロジェクトにおける開発を容易にする基本原則を紹介する一冊です。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

エヴァンス,エリック

企業のビジネスと深く結び付いた進化するソフトウェア構築の支援を専門とするコンサルティンググループDomain Languageの創設者である。

1980年代から、複数の複雑なビジネスドメインと技術的ドメインの大型オブジェクト指向システムで、彼は設計者兼プログラマとして仕事をしている。

また、エクストリームプログラミングの開発チームの教育指導者でもある

今関/剛

1991年より、大手電機メーカ向けのCAEシステムの構築、導入、組込みソフトウェア開発に従事。

製造業における設計開発業務および製品品質の改善に貢献する。

2000年より、製造業ドメインにて培った知見とソフトウェア開発技術をベースに、技術コンサルティングおよび組織内プロセス改善に取り組む。

現在は、製造業、金融および物流システムの再利用型開発による効率化を目指して技術と管理の両面から改善に取り組んでいる。

アーキテクチャ改善では、DSM(Dependency Structure Matrix)による診断経験が豊富

和智/右桂

思想系プログラマ。

大学院人文社会系研究科博士課程在籍中にソフトハウスに就職し、現在はSIerに勤務。

2008年よりJavaEE勉強会に参加。

本書の原典である『Domain Driven Design』との出会いを契機に、概念をとらえるパラダイムとしてのオブジェクト指向に傾倒するようになる。

プログラミングパラダイムやソフトウェアアーキテクチャ、アジャイル系開発プロセスについて学びつつ、海外ブログの翻訳や書き下ろし記事を時々ブログで公開している

牧野/祐子

1986年国際基督教大学教養学部語学学科卒業。

現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

みんなのレビュー

DDDのエッセンスをしれるので、とりあえず読んでおくと良いなーと思った本でした

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