この書籍の内容

内容紹介

<b>【4万部突破! 】</b>

<b>世界No.1経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」の記者と経済学者が、本当に役立つ50の経済指標を厳選! </b>

経済の動向を示すデータの動きが読み解けるスキルが身につき、経済の変化をいち早く察知できるようになるので、景気の変動に左右されることなく大切な資産を守り、着実に増やすことができる。

基本的な経済指標を押さえつつ、知る人ぞ知る指標も多数紹介。

出版社からのコメント

「監訳者まえがき」より抜粋

経済の先行きが不透明さを増している中で、自分はどのように生きていけばよいのか。

国の経済政策は、どのようなものが望ましいのか。

個人の資産運用あるいは資産防衛はどうあるべきか。

さまざまな問題意識を抱いている人は少なくないでしょう。

世界各国の経済は、モノとマネーの双方を通じて、複雑に絡み合うようになりました。

このため、ギリシャなど欧州で財政の危機が深刻化すると、日本でも景気悪化や株価下落が生じます。

タイで大洪水が発生すると、日本でデジタルカメラが品不足になるといった事態になるのです。

できるだけ効率的に、関連知識を吸収することが大切になってくるのです。

世界一の経済規模を誇り、世界経済のハブ(中心軸)になっているのは、何といっても米国です。

日本の経済は、米国の経済の好悪によって、多大な影響を受けています。

日本の株価は、米国の株価に連動して上下に動くケースがほとんどです。

そこで、米国の経済がどのように動いているのかが、「この指標さえチェックしていればわかる」という本はないのだろうか、という話になります。

本書『ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール』は、まさにそうした本だといえるでしょう。

私は、マーケットの視点から経済を分析し予測していくエコノミストとして、すでに22年以上働いています。

そうした私の知識や経験から見ても、サイモン・コンスタブル、ロバート・E・ライト両氏が著した本書の記述には、うなずかされる部分が数多くありました。

たとえば、「はじめに」の中にある次のような記述は、私がいくつもの著書で主張してきたことと、ぴたりと重なりあっています。

「経済指標は、経済の変化をいち早く察知するための道具です」

「ここで取り上げた経済指標が、すべてではありません。

経済のヒントは日常のさまざまなところに転がっています。

自分の目でそれを探してみてください」

「他人の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分自身で判断できるようになりましょう」

この本の原書を読んで、私がまず感じたのは、「どこからでも読める読み物になっているな」ということでした。

米国の経済指標を紹介する本は日本でも多数出版されていますが、それらの多くは「事典」の性格が濃いものです。

無味乾燥な記述の羅列で、読んで楽しいものだとは、けっしていえません。

ところが本書の場合は、各節があたかもコラムのように書かれており、まさに「読んで楽しい内容」になっています。

しかも、「どこから読んでもよい」のです。

対象にしている読者層が広いということも、本書の特色でしょう。

外貨や株式などで投資をしている人や、ビジネスマンにくわえて、シニア層、主婦、学生など、さまざまな人が読んで楽しめる、あるいは有益な知識を得ることができる内容になっています。

内容(「BOOK」データベースより)

複雑な景気動向をシンプルに読み解く世界No.1経済紙の50の視点。

著者について

サイモン・コンスタブル (著)

SIMON CONSTABLE

ニュースキャスター、コラムニスト。

ウォールストリート・ジャーナルのインターネットライブ番組「The News Hub」の司会を務めるほか、FOXやBBCなどのテレビ番組に多数出演。

ウォールストリート・ジャーナル紙をはじめ、ニューヨーク・ポストなどさまざまなメディアに寄稿している。

バージニア大学ダーデン経営大学院にてMBA取得。

米国有数の一流企業で経営アドバイザーを務めた経験も持つ。

ロバート・E・ライト (著)

ROBERT E. WRIGHT

オーガスタナ・カレッジにてNef名誉研究員およびトーマス・ウィリング研究所所長を務める。

経済学のエキスパートとして14冊の著書があり、バロンズ誌やロサンゼルス・タイムズなど多くの新聞・雑誌に寄稿している。

NPRやFOX、BBCなどテレビ出演も多数。

アメリカ金融博物館が発行するFinancial History誌の編集委員も務める。

上野泰也 (監訳)

みずほ証券チーフマーケットエコノミスト。

1963年青森県生まれ、育ちは東京都国立市。

85年上智大学文学部史学科卒業。

法学部法律学科に学士入学後、国家公務員I種試験に行政職トップで合格し、86年会計検査院入庁。

88年富士銀行(現みずほ銀行)入行。

為替ディーラーを経て為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミストを歴任。

2000年みずほ証券設立にともない現職に就任。

質・量・スピードを兼ね備えた機関投資家向けのレポート発信、的確な経済・市場予測で高い評価を得ており、『日経公社債情報』エコノミストランキングでは02年から6年連続で第1位を獲得。

2011年『日経ヴェリタス』エコノミストランキングで第1位となった。

著書に『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい経済の本』(かんき出版)、『日本経済「常識」の非常識』(PHP研究所)、『国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋』(朝日新聞出版)など。

高橋璃子 (訳)

翻訳家。

京都大学卒業。

訳書に『エレファントム』(福岡伸一と共訳、木楽舎)、『アイデアが生まれる時』『ダイヤモンドを探せ』(ディスカヴァー21)、『Yの真実』(福岡伸一と共訳、化学同人)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

コンスタブル,サイモン

ニュースキャスター、コラムニスト。

ウォールストリート・ジャーナルのインターネットライブ番組「The News Hub」の司会を務めるほか、FOXやBBCなどのテレビ番組に多数出演。

ウォールストリート・ジャーナルをはじめ、ニューヨーク・ポストなどさまざまなメディアに寄稿している。

バージニア大学ダーデン経営大学院にてMBA取得。

米国有数の一流企業で経営アドバイザーを務めた経験も持つ

ライト,ロバート・E.

オーガスタナ・カレッジにてNef名誉研究員およびトーマス・ウィリング研究所所長を務める。

経済学のエキスパートとして14冊の著書があり、バロンズ誌やロサンゼルス・タイムズなど多くの新聞・雑誌に寄稿している。

NPRやFOX、BBCなどテレビ出演も多数。

アメリカ金融博物館が発行するFinancial History誌の編集委員も務める

上野/泰也

みずほ証券チーフマーケットエコノミスト。

1963年青森県生まれ、育ちは東京都国立市。

85年上智大学文学部史学科卒業。

法学部法律学科に学士入学後、国家公務員1種試験に行政職トップで合格し、86年会計検査院入庁。

88年富士銀行(現みずほ銀行)入行。

為替ディーラーを経て為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミストを歴任。

2000年みずほ証券設立にともない現職に就任

高橋/璃子

翻訳家。

京都大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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