この書籍の内容

内容紹介

【出版社より】

肥満も性感染症も笑いもすべて伝染す(うつ)る!?

ハーヴァード大学医学部・教養学部教授とカリフォルニア大学の政治学者が提示する、クラウド時代の社会的ネットワークの姿!

デジタルであれアナログであれ、人と人とのつながりのなかでしか人間は生きていかれないのだ……

本書のもとになる論文が発表されるや、全米で話題沸騰した評判の一冊、ついに邦訳!

【本文より】

「2007年、肥満は伝染するという私たちの研究結果が発表されると、大反響が巻き起こった。

数百通ものeメールを受け取ったし、この研究をめぐるブログへの書き込みも数百にのぼった。

……だが現在では、肥満は伝染することがわかっている。

私たちの研究が発表されて以降、私たちのほかに3つの研究チームが別々の集団で肥満の伝染を確認しているのだ。

……では、肥満はいかにして伝染するのだろうか」

「ある人の友人が5人しかいなくても、その5人にもそれぞれ5人ずつ友人がいれば、1人で25人に影響を与えられるし、その25人の友人125人にまで影響を及ぼせる可能性もある。

たった1人の意思決定に影響を受ける人数が、あっというまに増えていくことがわかるだろう。

1人あたりの家族と友人の合計数が平均10人だとすると、10人、100人、そして1000人に影響が及ぶことは容易に想像がつく」

内容(「BOOK」データベースより)

肥満も性感染症も笑いもすべて伝染する!?ハーヴァード大学医学部・教養学部教授とカリフォルニア大学の政治学者が提示する、クラウド時代の社会的ネットワークの姿。

著者について

ニコラス・A・クリスタキス

(医学博士、学術博士)

ハーヴァード大学医学部医療政策学科の医療社会学教授であり、教養学部の社会学教授、医学部内科学科の内科学教授、同大学提携病院の内科医でもある。

2006年には全米科学アカデミー医学研究所員に選出された。

社会的要因と社会的かかわり合いがどのように健康と長寿に影響するかを研究。

2009年には『タイム』誌の“世界で最も影響力のある100人”に選ばれている。

邦訳に、『死の予告 医療ケアにおける予言と予後』がある。

ジェイムズ・H・ファウラー

(学術博士)

政治学者。

自然科学との連携を求めて研究分野の境界を広げ、人間に本来備わっている社会的・生物学的な力の解明に努めている。

ハーヴァード大学で政治学博士号を取得。

現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校政治学科およびハイテク保健システムセンター教授。

社会的ネットワークの研究のみならず、協力の進化、行動経済学、政治参加、遺伝政治学(政治行動の遺伝的基盤の研究)の研究でも知られる。

鬼澤 忍

(おにざわ・しのぶ)

翻訳家。

1963年生まれ。

成城大学経済学部経営学科卒業。

埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。

おもな訳書に、サンデル『これからの「正義」の話をしよう』、バーンスタイン『華麗なる交易』、ワイズマン『人類が消えた世界』、ローウェンスタイン『なぜGMは転落したのか』、マエダ『シンプリシティの法則』など多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスタキス,ニコラス・A.

医学博士、学術博士。

ハーヴァード大学医学部医療政策学科の医療社会学教授であり、教養学部の社会学教授、医学部内科学科の内科学教授、同大学提携病院の内科医でもある。

2006年には全米科学アカデミー医学研究所員に選出された。

社会的要因と社会的かかわり合いがどのように健康と長寿に影響するかを研究。

2009年には『タイム』誌の“世界で最も影響力のある100人”に選ばれている

ファウラー,ジェイムズ・H.

学術博士。

政治学者。

自然科学との連携を求めて研究分野の境界を広げ、人間に本来備わっている社会的・生物学的な力の解明に努めている。

ハーヴァード大学で政治学博士号を取得。

現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校政治学科およびハイテク保健システムセンター教授。

社会的ネットワークの研究のみならず、協力の進化、行動経済学、政治参加、遺伝政治学(政治行動の遺伝的基盤の研究)の研究でも知られる

鬼澤/忍

翻訳家。

1963年生まれ。

成城大学経済学部経営学科卒業。

埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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