「これからWebプログラミングを学んでみたい」けれど、
「1つの言語を学んでも、別の言語では学びなおしになるのが面倒」。
そんな風に思っている方にぴったりの一冊です。
本書では、例としてPHPやJavaScriptを取り上げながら、さまざまなプログラミング言語に共通する基本部分を中心に学習していきます。
言語によって少しずつ用語や特徴は違っていますが、根幹の仕組みを理解しておくことで、新しい言語を学ぶ際に、短期間で身につけることができるでしょう。
また本書では、インターネットの仕組みや、Webページがコンテンツを表示する仕組み、Cookieやセッション、フレームワークやライブラリ、データベースといった関連する技術に関しても、包括的にまとめています。
プログラムが、どのようにデータを処理しているのか、WebブラウザとWebサーバの間でどのようなやりとりが行われているのかなど、プログラムに関する一連の仕組みもちゃんと理解することで、しっかりとした長く使える知識を身につけることができます。
「一度プログラミングを学習してみたけれど、挫折してしまった」、
「業務でプログラムに触れることがあり、もう少し知識を広げてみたい」。
そんな方にもお勧めの一冊です。
(以下本書より抜粋)
Chapter1からChapter3では、インターネットやWebの仕組みを説明します。
Webプログラムをするには、そもそも、それが動作するWebサーバが必要です。
実際にインターネット上にWebプログラムを置く場合、Webサーバは、どのような環境のものを用意し、どこに構築すればよいのか、その要件も説明します。
Chapter4とChapter5が、プログラミングの基本的な話になります。
この2つの章は、実際に、簡単に試せる構成にしました。
Chapter4では、Windowsに「XAMPP」というWebプログラムを実行できる環境をインストールし、PHPを使ってプログラムする方法を説明します。
Chapter5では、PHPを題材に、実際に簡単なWebプログラムを示しながら、プログラムの基本的な流れと構文を説明します。
言語はPHPですが、大きくPHPに依存する題材は、ありません。
ここで扱う内容は、文法の差こそあれ、どのようなプログラミング言語にも通用するものです。
Chapter6以降は、応用です。
実際のWebプログラム開発の現場では、どのような技術が使われているのか、そのトレンドを紹介します。
Chapter6では、省力化できるライブラリや操作性を向上させるJavaScriptの扱い方を説明します。
Chapter7では、ショッピングサイトで「カゴの中身」を実現するのに不可欠な、Cookieの仕組みを説明します。
最後のChapter8では、データベースの使い方を説明します。
言語に限定されない応用が効く基礎力をつける!インターネットのしくみがわかる!Webプログラムがどのように動いているかを学べる!正規表現やテンプレート、ライブラリ、セキュリティまでカバー!
大澤 文孝(おおさわ ふみたか)。
テクニカルライター。
プログラマ。
情報処理技術者(「情報セキュリティスペシャリスト」 「ネットワークスペシャリスト」)。
Webシステムの設計・開発に従事するかたわら、実践的な開発者向けの書籍を多数執筆。
主に著書に「Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド」(日経BP)、「UIまで手の回らないプログラマのためのBootstrap 3実用ガイド」(翔泳社)、「プログラムを作るとは?」(工学社)など。
大澤/文孝
テクニカルライター。
プログラマー。
情報処理技術者(「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」)。
Webシステムの設計・開発に従事するかたわら、実践的な開発者向けの書籍を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
とてもじゃないが、この1冊を読んでWebエンジニアとして開発をできるようにはならない。それを意図して執筆もしていない。しかしWebの仕組みを大枠を分かりやすく説明しているので、入門として、とてもいい本だと思う。
エンジニア1年目(コーダー2年目)の私が勉強のために読んだ本まとめ